
相手が変な顔をしたのは、私の発音が悪いから?

あんなに勉強したのに、簡単な言葉が出てこなかった…
英語を話した後、一人反省会をして落ち込むこと、ありませんか?
そんな方のための記事です。
真面目な人ほど、英語学習においては「完璧主義」になりがちです。
学校のテストで「×(バツ)」をつけられ続けてきた私たちは、
無意識のうちに「間違えること = 恥ずかしいこと」と刷り込まれてしまっているからです。
でも、今日ははっきりと言わせてください。 その「恥ずかしい」という感情こそが、あなたの英語の伸びを止めている唯一の犯人です。
今回は、あなたが「下手な英語」を堂々と話すべき理由と、心が軽くなるマインドセットについてお話しします。
世界の英語人口の「真実」を知っていますか?
まず、少し視野を広げてみましょう。 世界中で英語を話す人は約15億人いると言われています。では、そのうち「ネイティブスピーカー」はどれくらいいると思いますか?
実は、たったの2割強しかいません。
残りの約8割(約11億人)は、私たちと同じ「ノン・ネイティブ」です。
インド人の英語、シンガポール人の英語、フランス人の英語…みんなそれぞれ独特の「訛り」があり、文法も完璧ではありません。それでも彼らは、堂々と、自信満々に英語を話しています。
「英語はネイティブのように話さなければならない」というのは、日本人が勝手に作り上げた幻想に過ぎません。
世界基準で見れば、「訛りがある英語」「文法が少し変な英語」こそが、むしろ多数派(スタンダード)なのです。
“Correct”(正しさ)よりも “Connect”(つながり)
「正しい英語を話そう」と意識しすぎると、脳は「検閲モード」に入ります。
- 三単現のSはついているか?
- 過去形か現在完了形か?
- LとRの発音は?
これを考えている間、あなたの表情は硬くなり、口数は減り、相手との「会話」は止まってしまいます。
英語の本来の目的は何でしょうか? テストで満点を取ることではありません。目の前の相手と心を通わせる(Connect)ことのはずです。
片言でも、伝わればそれが正解
想像してみてください。 海外から来た観光客に、片言の日本語で「駅、どこ? 私、行きたい、新宿」と話しかけられたら、あなたは「『てにをは』がなってない!」と笑いますか?
笑いませんよね。「新宿に行きたいんだな」と理解して、親切に教えるはずです。そして、一生懸命伝えようとする姿勢に好感を持つでしょう。
あなたの英語も、それと同じです。 文法がめちゃくちゃでも、相手に思いが伝わったなら、コミュニケーションとしては「100点満点」なんです。
明日から使える「魔法の口癖」
それでも失敗するのが怖いあなたへ。 マインドを変えるための、簡単な魔法の言葉を贈ります。
1. 「So what?(だから何?)」
言い間違えてしまった時、相手に聞き返された時。心の中でこう呟いてください。 「間違えた。So what?(だから何? 死ぬわけじゃないし)」
2. 「English is just a tool.(英語はただの道具)」
英語は崇めるものでも、ひれ伏すものでもありません。ペンやハサミと同じ「道具」です。 使い方が多少雑でも、目的(会話)が達成できればそれでいいのです。
3. 「I’m brave!(私、勇敢じゃん!)」
母国語ではない言葉を使って、異なる文化の人と話そうとしている。 その挑戦自体が、とてつもなく勇敢ですごいことなんです。うまくいかなかった日は、「今日も挑戦した私、えらい!」と褒めてあげてください。
まとめ:あなたの英語は、そのままで価値がある
英語学習は、登山のようなものです。 ずっと上ばかり見ていると、「まだあんなに先がある…」と絶望してしまいます。
でも、振り返ってみてください。 「Hello」しか言えなかった頃に比べて、あなたは確実に高い場所にいます。
完璧を目指すのはもうやめましょう。 「ブロークンな英語」は「恥ずかしい英語」ではなく、
「一生懸命伝えようとしている熱意のある英語」です。
今日からは、間違えることを恐れず、「今のベストの自分」で堂々と話してみてください。 その堂々とした姿こそが、何よりも相手に伝わる「言葉」になるはずですから。



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